
子供がYoutubeを見るのをやめてくれなくて、毎日ストレス!

無理やり止めると癇癪で余計に大変だけど、ずっと見させるのも心配で、、、、
皆さんもこんなお悩みありますよね!
私も日々、子供がYoutubeを見るのをやめてくれなくて、本当に困っていました(当時3歳)
しかし、こちらが子供への接し方を変えることで、Youtubeを見るのをすんなりやめてくれるようになり、日々のストレスが激減しました。
この記事では、その具体的な方法をわかりやすく解説します!
同じようにYoutubeを見るのをやめてくれなくて困ってる人がいたら、是非参考にしてみてください!
子どもがYouTubeをやめない日々に限界を感じていた
我家はYoutubeを見る時間は、1日30分で自分の好きな時間に見て良いというルールになっています。
しかし息子は30分のタイマーがなっても全然Youtubeを辞めてくれず、一時期途方に暮れていました。
そこで育児書に良く書いてある、『まずは共感した上で、子供にやって欲しいことをお願いしましょう』の教えに従い、
パパ「もっと見たかったよねー」「でも目が悪くなるから約束した通り自分で消してね」
息子「・・・・・・」
パパ「この話面白そうだもんね、続き気になるよねー」「でもまた明日見れるから、今日は自分で消してね」
息子「・・・・・・」
そして、攻防のすえ
パパ「自分で消せないならパパが消します!」
ブチッ
息子「いやぁぁぁ自分で消したかったァァァァ」
みたいな感じによくなっていました。
極力、自分で決断・行動してもらった方が良いと思いつつも、年齢が小さいうちは自分で完全にコントロールするのは難しいかなと思っていました。
ちなみに、一度何も言わないでいた日があったのですが、2時間くらい見てました。
結局、最後には無理やり消してしまい、自己嫌悪する日々が続いていました。しかも毎日見るものなので、本当にストレスでした。
「Youtube問題」を解決した意外なアプローチ
そこで、やってみて良かったのが、アドラー心理学で言われている「尊敬」と「共感」の姿勢です。
一般的な「尊敬」と「共感」と少し違うのですが、子育てにおいてはとても参考になる考え方です。
詳しくは、書籍『幸せになる勇気』を読んで頂きたいのですが、それぞれをわかりやすく説明するとこうなります。
参考:『幸せになる勇気』(岸見一郎・古賀史健/ダイヤモンド社)
〇尊敬
親が「子どもたちの関心事」に関心を寄せる。たとえ、それがどんなに低俗な遊びであろうと、自分自身もそれを一緒に楽しんでみる。そのときはじめて、子どもたちは「尊敬」されていることを実感することができます。
〇共感
「もし自分がこの子と同じ年齢・環境・感性で同じものを見ていたら?」と想像して、子ども目線で本気で寄り添うこと。この姿勢のことを共感と呼びます。

なんだかよくわからないし、正直難しそう!

このままだとわかりにくいかもしれないけど、実際にやってみた例でわかりやすく、説明していくよ!
実際にやってる例
①Youtubeを消す約束の5分前くらいからで、いいので(約束の時間過ぎてからでも大丈夫です)、Youtubeを観ている子供の横に座って、一緒にYoutubeを本気でみます。
②そして、内容に関心を寄せ、それについて会話をして行きます。
パパ「今日の話はマーシャルが活躍してるね」
とか
パパ「お、救急車の次はスーパーアンビュラスが出てきたじゃん」「やっぱりかっこいいな!」
みたいな感じで、まずはこちらから、相手の関心事に関心を寄せていきます。本気で。これが、上に書いてあった『尊敬』になります。
③その上で、子供の立場にたって、子供の目で見て、子供の耳で聞き、子供の心で感じるようにします。そうすると、
※ここは、声に出さなくても良いです
「うわ、タイマーなったけど、今めっちゃクライマックスで、自分だったらこんな所で終われないわ」
とか
「子供目線だと、明日続きから見たくても、どれ見てたか分からなくて、嫌だろうな」
とか
「今日はもう時間いっぱい見ちゃったから、悲しいだろうな」など、想像が出来るようになります
④そうすると、この後の声掛けが全く変わってきます。
パパ「今パウパト全員集合して、めっちゃいい所だから、タイマーなっちゃったけど、この話終わるまでは観て、その後は自分で頑張って消してね」
パパ「もし明日これの続きが見たいなら、タイトルメモしておくから言ってね」
パパ「今日のYoutubeは終わっちゃったけど、さっき出てきた救急車を外に見に行こうか」
など、本当にに相手に寄り添った、声掛けが出来るようになります。(共感)
そして、こちらが子供の好きなものに興味をもったうえで、頭ごなしに消しなさいと言われる訳では無いので、子供も聞く耳を持つようになります。
もちろん絶対に上手くいく訳じゃないですが、無理やり消すことも減り、親子でかなりストレスが減りました!
成功させるための3つのポイント
やることはこの「尊敬」と「共感」の2つだけなのですが、ポイントを押さえておくと、うまくいきやすくなります。
- 時間を過ぎたら絶対すぐ消させなきゃいけないと思わないこと
- 自分の心と時間にゆとりがある時に試してみる
- 自分の心と時間にゆとりがある時に試してみる
1.時間を過ぎたら絶対すぐ消させなきゃいけないと思わないこと
「消さなきゃ、消さなきゃ、消さなきゃー」と頭の中がそのことでいっぱいになっている間は、親身な共感や関心を持つのは正直難しいです。
まずは諦めて寄り添いましょう。急がば回れです。
……とはいえ、内容によっては、ついつい自分も夢中になって一緒に見入ってしまうこともあるので、そこだけは注意です(笑)
2.自分の心と時間にゆとりがある時に試してみる
これも同じで、余裕がないと「尊敬」「共感」するのは難しいです。
正直言って「尊敬」して「共感」するのって、最初はめっちゃめんどくさいからです(笑)
でも慣れたら本当に効果バツグンです!
3.子供も余裕がありそうな時やる
当たり前の話かもしれないですが、子供が明らかに疲れて眠い時やお腹がすいている時は何をしてもぐずりやすい為、避けた方が良いです。
親の接し方次第で子供の態度は変わる
子供がテレビをやめてくれない時は、アドラー心理学の「尊敬」と「共感」を使って、接し方を変えてみてください。
驚くほど、子供の態度も変わると思います。
そして、この「尊敬」と「共感」は子育てにおいて、色んな場面で応用が利くだけではなく、全ての対人関係で役に立ちます。
仕事や夫婦間のやりとりでも是非試して見てください!
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